初デートは映画。

某百貨店前で彼と待ち合わせ、今日は初めてのデートなのだ。

彼とは何度かライブハウスで顔を合わして何時の間にかメールとかするようになってた。
好きな音楽が似てる、昼間は一応サラリーマンって事以外実はあまり知らない。
なんせ爆音が響く中でしか言葉交わしたことしかないんだもん。
日の当たるこんな時間に顔を合わす事すらまだ違和感がある。
いつもは着ないワンピースで少し女の子っぽくしたけど気が付いてくれるかな？

「よっ！」

サラリーマンらしくしっかりスーツを着こなした彼が陽気な笑顔で声を掛けてきた。
黄色いネクタイが似合ってる。

「なんか、いつもと雰囲気違うから最初分からなかったよ。どこのお姉さんかと思った（笑）」

「え～、何それ？誉めてくれてるの？それとも、いつもはお姉さんじゃないってことぉ？」

彼の冗談で緊張が少しほぐれた。

「とりあえず行きますか？」

慣れた手つきでアタシの腰に手を回し、アタシ達は歩き始めました。
腰に触れた手が少しくすぐったくて、みょうに腰がひけちゃう。
気が付かれないように、しっかり歩かなきゃ。

「ベタだけど映画でいい？見たいのあるんだ、付き合ってよ。」

「うん、いーよ♪」

誘いかたも巧い。この男、なかなかやるにゃ（笑）
映画館行くまでの道程が長い…腰がぁ感じちゃってきてます（照）
何を期待してるんだぁ、アタシ。
彼はそんな事思ってないぞ？

映画はラブサスペンス。
ホラーじゃなくて、ホッとした（笑）
しっかし、映画館の席って狭い…肩があたる。
ドキドキしたゃってスクリーンどころじゃないよ。
チラっと彼を横目で見ると、真剣な顔して映画を見てる。
以外とまつ毛長いんだぁ。
そんな事を思いながらマジマジと彼の横顔を見ていると、突然彼がこっちを向いた。
慌てて目をそらしたら、彼はアタシの頭を自分に向けさせ何も言わずそっとキスをした。
そのまま、アタシの腿に手をのせ彼はまた映画に集中した。

スカート越しに伝わる彼の手の温もりを感じ、ドキドキして下半身がしっとりしてきちゃいます。
微妙に腿を撫でるから余計に感じてしまう。
映画より彼に意識をむけちゃうアタシ。
はぁん、ダメダメ…ダメだよぅ。
スクリーンから目を離し俯いていたアタシに彼は顔を寄せ、今度は熱い口付けをしてきました。
唇を割って彼の舌がアタシの口を犯す。

「んんっ…」

全身の力が抜けて、ダラっと足が開いてしまう。
ピチャピチャと舌を絡ませたキスを続け、彼の手はスカートの中に。
ショーツ越しにもバレてしまうほどアソコは濡れていました。

「エッチな映画じゃないのに、どうしたの？」

まさか映画を見る前からドキドキして濡れちゃってたなんて恥ずかしくて言えない。
暗やみに映る、真面目な彼の顔とそぐわない行為が余計にアタシを感じさせた。
映画なんかより、アタシをこのままどうにかしちゃって欲しいと思うけど、彼の目はまたスクリーンに戻ってしまいました。
アタシの片足を自分の膝に乗せ、手だけはクチュクチュとアソコをグリグリとこねくり回す。

「…はぁ…はぁ…ん」

じわじわ、エッチなお汁が溢れちゃいます。
人は少ないと言っても、誰かに気付かれてしまうかもしれない。
そう思うと、またさらに感じてしまぅ…。
ショーツの脇から指が侵入し、リアルな音をクチュっとさせる。

「ちゃんと映画も見てね。」

彼はそう言うと、ぬかるんだアソコに指をブチュっと挿入してきたのです。
手のひらがクリを擦って、指がクチュクチュとアソコを掻き回す。

「ぁっん…っん」

我慢してたのに、つい声が出ちゃいました。
声を噛み締める事で息が余計あらく、身体もだんだん硬直して刺激がダイレクトに快感へと結び付いていきます。

「ぁ…はぁ…ん…はぁ…」

アタシは一人彼の指だけで、映画館でヨガってる…
じわりじわりと快感の大波が寄せて、ピクン、ピクンと足を震わせ、腰を浮かせ彼の指の感触を味わう。
ぁぁ…ダメ…こんなとこでイッちゃ…。

「んっ、んっ…はぁっ…」

脚をガクガク震わせ、首を大きく横に振りアタシは快感の大波にのまれてしまいました。
そのあとの記憶はありません。
ただ彼が何もなかったように映画の感想を言い、お腹が空いたと、言った事以外。